西水美恵子（にしみず みえこ）
元世界銀行副総裁
プロフィール
女性としても日本人としても初めて世界銀行地域担当副総裁となった人物。貧困との闘いにおいて、現地の人々自身のリーダーシップを支援することで成果をあげた他、自ら貧村にホームステイを行うなど、つねに「現場」に根ざした「国づくり」を推進した。
また、各国の為政者と信頼関係を築き、時には喧嘩も挑むなど積極的に政治改革を支援。ブータン国王・雷龍王４世やパキスタンのムシャラフ元大統領はじめ、多くのリーダーのエピソードが著書に綴られている。
貧困との闘いの一方で、世銀内部の組織改革にも取り組み、その手法はピーター・センゲ教授はじめ経営学界でも高く評価されている。